みなさんは、思っている事を言葉にするのは得意ですか?
私は以前、思ったことを言葉にするのを割とあまりためらわないほうでした。
しかし相手の事情を考えたり、その場の空気を読んだりして、「今は言わない」という選択をすることが増えました。それ自体は悪いことではないと思っています。
ただ、その「言わない」という選択を重ねるうちに、最近、少しずつ自分らしさが薄れてきたような気もするのです。
自分の思いを言葉にして外へ出すことは、呼吸でいう「吐くこと」と深くつながっています。
言いたいことをため込んでいる状態は、息を十分に吐けていない状態です。
呼吸のトレーニング講座でも、その大切さを学びました。息をしっかり吐けないと、呼吸は自然と浅くなってしまいます。 浅い呼吸や過換気になりやすい呼吸を整えるためにも、自分の気持ちを言葉にして外へ出すことは、とても大切なことなのです。
そうはいっても、自分の気持ちを言葉で表現することは誰もが感じる事ですが簡単ではありません。
この気持ちを表すのにしっくりくる言葉が見つからなかったり、そもそも自分でも何を感じているのか言葉にできなかったりすることもあります。
さらに、私たちはそれぞれ持っている「言葉の数」が違います。同じ言葉でも受け取り方は人それぞれです。
そのため、伝えたつもりでも誤解を招いたり、相手を傷つけたり、反対に自分が傷ついたりすることもあります。
率直に「面倒」なことになりかねない。だからこそ、無難な言葉を選んだり、「大人の対応だから」「説明しても仕方がないから」と、本当の気持ちを言葉にしない理由をつくってしまうことがあります。その場を穏便に収めることを優先にして。
でも、自分らしさを失わないためにも言葉にすることをあきらめないことが、本当は大切なことなんではと思っているこの頃です。

完璧な表現でなくてもいい。上手な言葉でなくてもいい。自分で選んだ言葉を、決して責めたり攻撃する使い方ではなくタイミングを合わせて相手に届けようとすること。
その積み重ねが、自分の呼吸を整え、心を軽くし、人とのつながりを少しずつ温かくしてくれるのだと思います。
私もみなさんも仕事でも、家庭でも、あらゆる人間関係の中で、きっと「出たがっている言葉」があると思います。
その言葉を、少しずつでも言葉を選び大切に外へ送り出す習慣を身につける事から「きほんの呼吸」も整えていけたらいいですね😌
